熱帯魚が病気になる理由

 熱帯魚を飼育していると、一回は必ず熱帯魚の病気に遭遇する事と思います。熱帯魚が病気なるのには理由があります。

 特に熱帯魚の飼育の経験が少ない初心者の皆さんに覚えておいて欲しいのは、水槽内には少なからず熱帯魚の病気の原因となる細菌や寄生虫がいるということです。それらは、定期的な水換えなどにより一定数以下に保つことはできますが、完全に駆除することはできません。

 熱帯魚の体調が万全なら、それら病原体に感染することはありませんが、何らかの原因で体調が崩れたとき、免疫力が低下したときに病気に感染します。

 初めて熱帯魚の飼育をする人には、水槽の水を安定させる事になれていないため、病気になり易い状況を作っているのかもしれません。

 特に熱帯魚の免疫力が低下する要因は以下のようなものがあります。

水質

 飼育している熱帯魚の好む水質と水槽内の水質があっていないと病気になりやすいといえます。たとえば、弱酸性を好む熱帯魚にアルカリ性の水で飼育していると病気になりやすく、逆に、弱アルカリ性を好む熱帯魚に酸性の水で飼育するのも同様です。

 また水の硬度がその熱帯魚に合ってないことで病気の原因になることもあります。

 あるいは、エサの食べ残しや熱帯魚の死骸なども水質が悪くなる原因の一つです。一度にやる餌の量は熱帯魚が食べきってしまえる量をやるようにし、熱帯魚の死骸は見つけ次第、水槽内から取り出すようにしましょう。


温度

 急激な温度の変化は、熱帯魚にとってかなり負担になります。水換えや、買ってきた熱帯魚を水槽に放すときは、水の温度を合わせてから熱帯魚を水槽内に放すようにします。

 また、普段の飼育でも水槽内の水温が極端に低い場合、または高い場合も病気の原因になります。熱帯魚の種類によって、好みの水温は若干違いますので、その温度に合わせて飼育するようにしましょう。


病気の熱帯魚

 熱帯魚ショップから買ってきた熱帯魚が既に病気だった場合など、不用意に自分の水槽にその病気の熱帯魚を入れてしまうと、他の熱帯魚も病気に感染する可能性があります。病気の熱帯魚は買わないように、病気である熱帯魚を認識できる知識を学んでいきましょう。


外的要因

 流木や水草などは、アクアリウムの楽しみの一つですが、自然の川などから拾ってきた流木や石、水草などには細菌が付いている場合があり、熱帯魚に感染してしまうと病気になります。
 不慣れなうちは、なるべくなら外で採取をしない方がいいのですが、もし採取するのなら良く洗ってから別の容器に入れて、様子をしばらく見てから水槽に入れる事をおすすめします。流木や石は煮沸消毒することで細菌や寄生虫などを退治することができます。

 また、病気ではありませんが、水槽の近くで殺虫剤やバルサンなどの様な毒物を使用することで熱帯魚が死んでしまうこともあります。

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